【球速アップ】ハムストリングのおすすめ筋トレメニュー3選

ハムストリングの筋トレが知りたい人「ハムストリングを鍛えると球速が上がるってホント?それならハムストリングを鍛えることができるトレーニングが知りたいな。ぜひ教えてください。」
こんな疑問に答えます。
ケガした肩の治療をしていた時の出来事です。

サイト主「先生。どうやったら球速は速くなりますか?」

柔道整復師の先生「球速には上腕三頭筋・背筋・ハムストリングの3つの筋肉が特に関係しているから、この3つの筋肉を鍛えると効果あると思うよ。」
なんと…上記のような金言を頂きました。
そこで今回は上記の3つの部位のうち、ハムストリングを鍛えるためにおすすめなメニューと内容を解説動画をつけてご紹介します。
- 球速を上げたい
- 球威を上げたい
- 下半身の強化をしたい
- 筋肉をつけたい
といった方は最後までどうぞ。
ハムストリングとは?

そもそも「ハムストリングとはどこ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、ハムストリングとは…「太ももの裏側」の部分になります。
正確には股関節から膝裏まで繋がっている「大腿二頭筋」「半膜様筋」「半腱様筋」の3つの筋肉をまとめた総称で、下半身の中でもとても大きな筋肉になります。
さらにハムストリングは股関節の動きに大きく関係してくる筋肉になります。
足を踏み出す動き、体を回転させる動き、プレートを蹴り上げる動きなどわずか数秒の投球動作の中でも実に多くの動きを股関節が担っているので、ピッチャーにとって重要な役割を担う筋肉になるのです。
トレーニングメニュー

具体的なメニューは下記の通り
- ①:スクワット
- ②:ジャンプスクワット
- ③:ブルガリアンスクワット
全部スクワット?と思われる方もいらっしゃると思いますが…
ダルビッシュ投手が以前、解説者時代の栗山英樹(現日本ハムファイターズ監督)さんと番組内の対談で「下半身を強化するには、走り込みをやめてスクワットをした方がいい。」と話していたほど効果が期待できるトレーニングになります。
それでは見ていきましょう。
スクワット
とても一般的なトレーニングなので、部活などで1度は行ったことはあると思います。
注意点は下記の通り。
- 胸を張って体をまっすぐにする
- 体重はかかとにのせる
- 足は少し開き、ひざはつま先と同じ方向に曲げる
動画後半では部位別で効果的に鍛えることのできるスクワットも紹介されているので参考にしてみてください。
ジャンプスクワット
スクワットを発展させたトレーニングです。
スクワットの動きにジャンプを組み合わせることで、下半身強化と同時に瞬発力の強化も見込めるトレーニングになります。
- 着地したらすぐにジャンプと動きのスピードを意識する
- ひざだけを曲げるのではなく、股関節も曲げる
上記の2点と特に意識して実践しましょう。
ブルガリアンスクワット
こちらもスクワットを発展させたトレーニングで、個人的に1番おすすめのトレーニングになります。
椅子や低いテーブルなどに片方の足を乗せ、もう片方の足1本で行うスクワットです。筋力アップと同時に股関節の動きの向上も期待できます。
- 上体と前足の角度を意識する
- ひざはまっすぐ向ける
動画での解説にもあった上記2点を意識して行いましょう。
自重だけでも結構きついのですが、動画でもあった通りダンベルを使ってさらに負荷をかけて行うことも可能です。
くどいようですが…筋力トレーニングを行うことで1番意識することは、トレーニングの動作とフォームです。
回数も大切です。しかし、間違った動きやフォームで行うことで、本来得たい効果が得られにくくなる上にケガのリスクも出てきます。
間違った動きやフォームで数多く回数をこなすよりも、1回の正しい動作とフォームで行ったトレーニングの方が断然効果があります。
筋力トレーニングを行う際には、必ず正しい動作とフォームで行いましょう。
まとめ

最後にハムストリングを鍛えるトレーニングについてまとめます。
- ハムストリングは球速アップにとても関係のある部位である
- 股関節の動きに大きく関係してくる筋肉になる
- 走り込みよりも下半身強化に効果的と話すプロ野球選手もいる
- トレーニングを行う際には正しい動作とフォームを意識する
こんな感じです。
以前紹介した上腕三頭筋、背筋のトレーニングで上半身を、今回紹介したハムストリングのトレーニングで下半身を鍛えて全身の強化の参考にお役立て下さい。
マウンド上で活躍するあなたが見たいです。
人気記事 【14枚の画像で解説】野球選手専用プロテインの購入方法