野球について学べるおすすめの本11冊

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野球の本を買いたい人「もっと野球がうまくなるために本を買おうと思うけど…野球に関する本はたくさんあるから、どれを買えばいいかわからないなぁ。おすすめの本があれば教えてください。」

こんな疑問に答えます。

今回のテーマ

  • 野球に関する本(投手編)について学習する

偉大な名捕手・名監督である故野村克也さんの有名な言葉に「野球は頭のスポーツだ」という言葉があります。

この言葉はすでに野球界では常識となっており、実際に実力がほぼ同等な場合、勝つのは知識と考える力のあるものが最終的に勝ちます。

そんな知識を得るには本を読むのが1番ですが、世の中に野球に関する本はたくさん出版されているので、いざ購入しようとネットで検索してみたり、書店へ足を運んでも「どれを買えばいいかわからない」と悩んでしまいます。

そこで今回は、野球に関する本でおすすめの本を分野別に分け、さらに実際に購入した人のレビューも付けて紹介しようと思います。

  • 野球に関する本を買いたい
  • 野球の知識を得たい
  • 空いた時間の活用に野球の勉強をしたい
  • もっと野球がうまくなりたい

といった方は最後までどうぞ。

野球について学べる本【厳選11冊】

ここでは、たくさんある野球に関する本の中から、さまざまな観点から野球に関すること・ピッチャーに関すること(当サイトはピッチャー専門サイトのため)がしっかり書かれているものを厳選し、11冊を紹介します。

体を動かすだけでなく、頭に知識を入れることも行えば、さらに自分の能力を上げることが可能になるはずです!

ピッチングについて学べる本4選

まず最初はピッチングに関する本の紹介です。

変化球・投球術・配球・データなどさまざまなジャンルの中から揃えました。

1.ダルビッシュ有の変化球バイブル

ダルビッシュ投手が実際に投げている自分の持ち球の握りを公開し、投げ方までも解説している驚きの1冊。

変化球について学びたい人には真っ先におすすめしたい1冊です。

中学生の息子も憧れのダルビッシュ有投手の変化球が覚えられると喜んで見ています。

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2.どんな球を投げたら打たれないか

著者は、沢村賞の受賞歴もある「七色の変化球」で有名な金子千尋投手です。

理論派でもある金子投手がどいう考えでピッチングをしているのか?答えだけでなく、そこに行きついた過程や試行錯誤についても書かれているのでとても勉強になる1冊です。

現役のプロの投手が、ここまで詳しく投球について書いてくれるとは!という感じです。

技術もさることながら、発想というか視点、着目点が他の人と違うところに、「並じゃない」凄さを感じました。

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あわせて読みたい本

そしてダルビッシュ投手と同様に、金子投手も実際に投げている変化球について握りや投げ方まで公開・解説されているしている本を発行しています。

上記で紹介した書籍リンクする部分もあり、一緒に読むとどちらの書籍で書いていることが頭に入りやすいと思います。

3.「次の一球は?」野球脳を鍛える配球問題集 投手編 

タイトルに問題集と付いている通り自分で問題を解き、解説を読んで復習する今までになかった配球に関する1冊です。

ただ読むだけでなく、問題に挑戦することで必然的に頭を使うので、その分知識が身に付きやすくなっています。

ピッチャーのタイプ別の配球から、1ストライク目の取り方・2ストライク目の取り方といった細かいところ。

さらにはゴロの打たせ方やフライの打たせ方など、投球に関する引き出しが増えること間違いなしの1冊に仕上がっています。

前作が面白かったので、今作も購入しました。

前作とはまた違う視点の問題だけでなく、ピッチャーが自分の武器を知るという項目もなるほど!でした。

じっくりと楽しく読ませていただきます。

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あわせて読みたい本

先ほど紹介したレビューにあった前作というのがこちらの1冊。

先ほど紹介したのは投手側からの配球についての考え方でしたが、こちらは捕手側からの考え方について書かれている1冊で、起こりうるシチュエーションを元に「あなたならどういう配球をするか」という形式で問題と正答例が42問も並べられています。

プロ野球の世界で最多試合出場の記録を持っている谷繫元信捕手が自身のYoutubeチャンネルで「おすすめ!」と紹介していた書籍なので、信頼性の高い1冊です。

実際に野球観戦をしている時にランナーやアウトカウントを元に「次の1球」を予想することはありましたがバッターの構え方も踏まえた配球は予想したことがなかったのでこの本で書かれていることはとても興味深かったです。

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4.セイバーメトリクスの落とし穴

著者はTwitter上でさまざまなデータを元に、新しいピッチングの方向性を解説する話題のお股ニキ(@omatacom)氏。

多くの現役プロ野球選手も絶賛したこの1冊は、読んだ人に新しいピッチングの知識と考え方を与えてくれます。

読めばわかる今までの野球本にはない、良書です。

加えてソフトバンク石川柊太投手 巨人:戸根千明投手 ダルビッシュ有投手も実際に購入し、絶賛の内容である。

フライボール革命、データ偏重、フレーミング、スラッター
に1つでもぴんと来る人は買って後悔なし!

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トレーニングについて学べる本3選

野球はボクシングなどと違い体重制限がありません。

そのため速い球を投げたり、遠くに飛ばすには体が大きい方が圧倒的に有利です。

本でトレーニングに関する知識を得て、効率よく筋力アップに励みましょう。

1.野球における体力トレーニングの基礎理論

2004年から10年までチーフトレーナーとして黄金期の北海道日本ハムファイターズを支え、その後はメジャーリーグでダルビッシュ有投手の専属トレーナー。

さらにサンディエゴ・パドレスの応用スポーツ科学部長に就任するという超一流の経歴のトレーナーの方が著者の本です。

後半に書かれているトレーニングプログラムは、同じ投手でも「先発」と「リリーフ」で分けて組まれているほど細分化されており、書いてある練習をそのまま実行するだけで能力が上がりそうです。

数多くのトレーニング本が出版され、ほぼ全てを読んでいるが、特異なトレーニング法をウリにしていたり、いかに世間から関心を得ようかといった末梢的なものに走っているケースが多い。そんな中、本書には確固たるバックグランドが随所に感じられ、トレーニングにおいて本当に大切なものは何かを読者に伝えている。「本物」の本。

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2.ゴールドジムメソッド フォー・ベースボールプレーヤーズ 故障リスクの少ない野球選手の体づくり

雑誌「ベースボール・クリニック」の人気企画が書籍化。

日本で1番有名なスポーツジムであるゴールドジムのノウハウなので信頼性も抜群の1冊です。

わかりやすい内容でした。すぐに使えると思います。

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3.野球食

野球選手専用の食トレに関する書籍で、20年以上のロングセラーとなっている本になります。

体を大きく、そして野球がうまくなるためにトレーニングだけでなく、食べるものについての知識も勉強しましょう。

野球少年2人の息子の為に購入しました。分かりやすい内容で、疑問に思ってた事も解決です。

選手自身が読むように促していますし、本人たちが読んで意識をあげてるにもいい本だと思います。

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野球の知識と教養が学べる本4選

心理学や哲学、マネジメントといった要素も野球に大きく関わっています。

野球だけでなく、それ以外の職場や学校といった日常生活にもプラスになるような本を厳選しました。

1.采配

選手としては3度の三冠王。監督としては8年間でリーグ優勝2回、日本一1回、すべてAクラス以内というとんでもない成績を残した落合監督の本の中でも1番人気のある本です。

落合監督の人と少し違う目線や思考法は野球選手としてはとても勉強になりますし、自己啓発として読むのもおすすめです。

もともと落合さんのファンで選手時代から監督までテレビ、新聞記事や成績等をずーと観察してきました。

やはり結果を出す人は出す原因があるということを改めて認識しました。

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2.もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

映画化もされ、とても話題になった1冊。

タイトルにもあるドラッカーが書いたマネジメントという本は、ビジネス書として世界的に有名な本なので「聞いたことがある!」という人も多いはず。

チームや組織作り、マネジメントについて書かれているので指導者やサラリーマンにもおすすめです。

自分が野球をやっていたから、というのもあるかもしれないが、読み物として面白かった。

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3.奉仕するリーダーシップ 小川淳司監督はヤクルトに何をしたのか

ヤクルトが2015年のリーグ優勝した礎を築いた小川監督の行動や考えをスポーツ心理学者である著者が解説していく内容の本になります。

チームを率いる牽引力と心理学が同時に学べる1冊です。

この本の中には小川淳司という人間の人間性が垣間見れる
エピソードが数多く紹介されている。

人に信頼される、周りにいい影響を与える人材を目指している人がいるならぜひ読んで参考にしてほしい書籍である。

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4.魔改造はなぜ成功するのか

150km/hを超える投手が大勢在籍している福岡ソフトバンクホークスで長年投手コーチを務めていた倉野信次コーチが執筆している書籍です。

新しい速球派投手が次々と生まれる理由は、1人1人に合わせたコーチングにあることが書かれています。

野球を教える立場にいる方には特におすすめの1冊です。

結果を残し続けているソフトバンクホークスの選手育成に興味がありこの本を購入しました。
 
タイトルからは「どのようなトレーニングをしていくか」というトレーニング本かと予想していましたが
実際には「選手とどのように向き合い、メッセージを伝えるか」について多く書かれたコーチング本でした。
 
書かれている著者のコーチング理論はわかりやすく、目標設定についての考え方や他者に適切にメッセージを届ける伝え方についてたくさんのヒントを得られました。
 
野球に詳しくなくてもコーチングに興味のある方にはオススメしたい1冊です。

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まとめ

ここまで、野球について学べるおすすめの本を紹介してきましたが、気になった本は見つかったでしょうか?

野球だけでなく、スポーツ選手には「体を動かすのは好きだけど、本を読むのは苦手だ…」という人は多いとは思いますが、意外と好きな分野の本はスラスラ読めるものです。

そして本を読み進めていくと、気になるポイントや忘れられないフレーズが必ず出てきて、案外ここが成長できる最大のポイントとなる場合があります。

具体例

  • 本を読んでみて、フォークの投げ方で気になったところがあった。

気になったところを試してみると…

  • 書いてある通りに実践してみたら…投げれるようになった!

上記のとおり、すぐに実践できるのが本で得た知識の良いところ。

言い換えれば、本は即効性の高い投資と言えます。

本から自分に合った知識をたくさん得て活用し、ご自身の能力アップにお役立てください。