僕の球速が半年で8km/hアップした練習の方法

球速アップ

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球速アップさせる方法が知りたい人「ピッチャーはコントロールが1番と聞くけど…やっぱり速いストレートにはあこがれます。球速が上がる方法を教えてください。」

こんな疑問に答えます。

今回のテーマ

  • 球速アップの方法を学習する

私は、

高校1年10月:126km/h → 高校2年4月:134km/h

半年で球速が8キロ上がった経験があります。

球速を上げるために、投げ込みの時にある工夫をして練習した結果…

練習試合が解禁された直後に、同じチームの他のピッチャーと比べて私だけ格段に球速が上がったので、コーチ・保護者・校長先生から驚きとお褒めの言葉を頂いたのを覚えています。

そこで今回は、半年で球速を8キロ上げた時に行った練習法をわかりやすく解説します。

  • 速い球が投げれるようになりたい
  • 球速を上げる練習法やトレーニングの道具が知りたい
  • 球威を上げたい
  • ストレートでバッターを圧倒したい

といった方は最後までどうぞ。

半年で球速を8キロ上げた練習法

それでは早速、私が半年で球速を8キロ上げた練習方法についてご紹介します。

今回ご紹介する練習では用意する道具があるので、下記のような順で解説していきます。

  • その①:用意するもの
  • その②:半年で球速を8キロ上げた練習方法の詳細

それでは早速解説していきます。

その①:用意するもの

まず最初に、下記のような3種類のボールを用意します。

  • 試合で使う公式球 or 同じ重さのボール
  • 公式球より重いボール
  • 公式球より軽いボール

練習内容は至ってシンプルで、上記のように重さの違うボールを3種類用意し、投げ込みの途中でボールの重さを変えて投げ込みを行うだけです。

しかし、言葉で説明するのはとても簡単なのですが、意外とこのような都合のいい重さのボールを見つけるのは難しいのが現実です。

そんな方におすすめなのが、野球選手なら誰もが聞いたことある「プライオボール」です。

プライオボールは全部で6つの重さの異なるボールがあり、この中でも黄色・グレー・オレンジの3つのボールが今回ご紹介する練習にピッタリです。

  • 黄色のボール:150g(硬球と同じ重さ)
  • グレーのボール:100g(硬球の2/3の重さ)
  • オレンジのボール:225g(硬球の1.5倍の重さ)

黄色のボールか試合球を使うかは好みで選んでOKです。

他の色のボールは450g~2kgの重さのボールになり、ストレッチやメディシンボールの代わりとして使うこともできます。

このプライオボールは、メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有投手も使っておられ、メディアに以下のように答えておられました。

「もともとはボディーブレードみたいなのでウオーミングアップするだけだったんですけど、それプラス、プライオボールで最初に5球ずつ、体勢を変えて5球ずつくらい投げる。それを3種目ぐらいやってからキャッチボールをすると、最初から強いボールがボンボン行く感じがする」

99マイル連発のダルビッシュ 復肩の秘密は「プライオボール」|東スポWeb

他にもメジャーで活躍する大谷翔平選手もプライオボールを活用しておられますし、オリックスの山岡泰輔投手もプライオボールを使ってトレーニングしている姿をTwitterで公開されていました。

その②:半年で球速を8キロ上げた練習方法の詳細

そして、私が半年で8キロ球速が上がった練習方法ですが…ずばり投げ込みです。

ただ少し特殊で「投げ込む数を4等分に分けて、その数に到達するたびにボールの重さを変える」という投げ込みで球速が上がりました。

少し分かりづらいかもしれないので、具体例をあげて説明します。

具体例:100球投げ込む場合

  1. 試合で使う公式球 or プライオボールの黄色で25球
  2. 試合で使う公式球より重いボール or プライオボールのオレンジで25球
  3. 試合で使う公式球より軽いボール or プライオボールのグレーで25球
  4. 試合で使う公式球 or プライオボールの黄色で25球

※上記で示した試合で使う公式球とは、硬式プレイヤーなら硬球・軟式プレイヤーならM球を指します。

最初は、プライオボールの黄色か試合球(硬式プレイヤーなら硬球、軟式プレイヤーならM球)から投げ込みを始めます。

その後、試合で使うボールと比べて「重いボール → 軽いボール → 同じ重さのボール」投げ込み総数を4分割した数に到達する度にボールを変えていきます。

重いボールは10球、軽いボールは50球というように、投げるボールの重さに偏りが出ないように投球数は統一して下さい。

練習の目的・意図

  • 重いボール:インナーマッスルや肩・腕などの投球に使う筋力の強化を狙う
  • 軽いボール:投球時に使う神経系の強化を狙う

実際のピッチングの動きに負荷をかけ、さらに負荷にも強弱をつけるので純粋にピッチングに必要な筋肉と神経をダイレクトに鍛えることができます。

プロテインをまったく飲まずに8キロ球速アップ

ちなみに…今回ご紹介した練習を行っていた当時は、体を作るために「プロテインを飲む」という今では当たり前のようなことがまったく定着していませんでした。

30代半ばの今になって「この練習をしていた時に、プロテインを飲んでいたらどれくらいまで球速が上がったんだろう?」とふと思い返す時があります。

今ではたくさんのメーカーがプロテインを販売していますが、参考までに多くの一流アスリートが飲んでいるマイプロテインの公式ホームページと、通常よりも安く購入することができる方法についてまとめたものを下記に貼っておきます。

マイプロテインの公式ホームページはこちら

マイプロテインを通常より安く購入できる方法はこちら

まとめ

最後に球速アップの練習方法についてまとめます。

  • 3種類の重さの違うボールを使って投げ込みを行う
  • プライオボールが丁度いい重さで練習に適している
  • 重いボールで筋力を、軽いボールで神経を鍛える
  • 投げるボールの重さは、同じ → 重い → 軽い → 同じ の順番に使う
  • 投げる球数は統一する

こんな感じです。

この練習は高校時代に1番やってよかったと思っている練習です。

ぜひ1度試してみて下さい。

また、今回ご紹介したプライオボール以外にもピッチャーに役立つアイテムを下記にまとめました。参考にどうぞ。